2024年3月25日(月曜日)は、福岡県小郡市にあるミルキーウェイキッズ小郡さんでのe-AT活用サポート日でした。
ミルキーウェイキッズ小郡の出入口
この日はミルキーウェイキッズ小郡さんでのe-AT活用サポートのラストデーだったので、スタッフのEさんにスペインIRISBOND社のOskolに内蔵した視線追跡装置HiruiPad Pro12.9インチ(第6世代)を利用して視線で入力できるかどうかを試してもらいました。
iPadに視線で入力するスタッフさん
その時の様子はコチラの動画でごらんいただけます。
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iPadPro12.9インチ用Oskolケースに組み込んだ視線追跡装置Hiruで視線入力を試す20240325_#0896(YouTube動画へ)

その後、公立学校が春休みになったこの日は、初めて会う子どもたち2人へのサポートを行いました。
1人目は小学生の男の子Aくん...
スタッフのEさんから「視線入力を試してきたんですが、本人の視線をEye Trackerに合わせることが難しいんです」という相談です。
挨拶をしてから全身の状態を確認したところ、背中側に全身反らせる筋緊張が顕著でしたので、「本人にとって楽な姿勢はありませんか?」と尋ねたところ「クッションチェアに座ると反ることが少ないようです」と返事されましたので、Aくんクッションチェアに座らせて、頭が反らないようスタッフさんにヘッドをサポートしてもらうようにしました。
EyeMoT_Sensory車に視線で入力する小学生
まずは、島根大学の伊藤 史人研究室で開発されているEyeMoT Sensoryの車コンテンツ(対象児は車に乗っていると喜ぶそうです)に視線入力で遊んでもらいました。
EyeMoT_Sensory花火に視線で入力する小学生02
その後、EyeMoT Sensoryの花火コンテンツを試してみました。
スタッフのTさんが「星や花火師を見ると楽しいことが起きるよ」と話しかけると、その方向に視線を向けて変化させて楽しんでくれるAくん。
120秒セッションの3回目には上写真のようにEさんのヘッドサポートが要らないくらいに楽に入力できるようになりました。
今日のところはココまで...