Samが籍を置いている熊本高等専門学校が所属する独立行政法人国立高等専門学校機構は、2024年3月15日に独立行政法人国立特別支援教育総合研究所と研究連携協力協定を締結しました。
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特別支援教育と高専テクノロジーが連携~特総研と高専機構が協定を締結~特別支援教育総合研究所のサイト内該当ページへ)
特総研×高専機構、特別支援教育とテクノロジー連携で協定ReseMomのサイト内該当ページへ)
以下、ReseMomの該当ページから引用します。
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国立特別支援教育総合研究所と国立高等専門学校機構は2024年3月15日、研究に関する連携・協力協定を締結した。
特別支援教育を受ける子供たちへの教育に関係するテクノロジーの充実を図るという。

技術者養成のため、中学生の卒業生を受け入れ、5年間一貫の技術者教育を行う高等教育機関として、全国に51の国立高等専門学校が設置されている。
国立高等専門学校機構(高専機構)は、高齢化社会などを見据え、介護・医工に関する研究にも着手。
各地の高専の教職員や学生が、特別支援教育を受ける身体不自由などの子供たちを支援する機器(Assistive Technology機器)やICT関係の開発に取り組み、成果をあげているという。

高専における特別支援教育関係研究には、視線入力で動く車椅子、拡張現実(AR)を使った単語の暗記、重度肢体不自由児のコミュニケーション発達支援システムなどがある。

一方、特別支援教育のナショナルセンターとして設置された国立特別支援教育総合研究所(特総研)では、それらを活用する主役である子供たちを支える教職員、関係団体などの広いネットワークがあり、調査、研修、情報普及などで成果をあげている。

そうした状況の中、互いに成果を提供しあうなど、連携協力してニーズ調査や研究開発などを促進し、特別支援教育を受ける子供たちへの教育と関係するテクノロジーの一層の充実を図ることを目的に、研究に関する連携・協力協定が締結された。
そのような時期、特別支援教育総合研究所から肢体不自由児の障害特性を踏まえたICT活用事例集(PDFのダウンロードページへ)が刊行されました。
肢体不自由児の障害特性を踏まえたICT活用事例集
目次を見ると、たいへん興味深い文言が並んでいます。



第1部 理論編
特別支援教育におけるICT活用

第2部 実践編
1.1人1台のGIGA スクール端末を活用した肢体不自由児童に対する算数科授業実践
2.自発的なICT機器の活用のための環境整備と指導方法の工夫〜「自分から使おうと思いつき、使い始める」ために〜
3.ノートアプリを活用して読みやすい回答を作成するための指導〜学習の経験不足を補い、学習を自立させるためのタブレット型端末活用〜
4.iPadを使用した朝の会の司会
5.視線入力装置を活用した、具体的操作を伴う「量の概念」を豊かにする学習活動〜小さい円の直径を基準にして大きい円の直径を「いくつ分」で表そう〜

コラム1 視線入力

6.国語科の共同学習時における効果的な ICT 機器の活用実践〜1人1台端末とJamboardの活用を通して〜
7.自分の意思や要求を状況に応じて伝えることのできる力を育むための ICT 活用〜スマートスピーカー・IoT 機器を活用した学習環境整備の経験を通して〜

コラム2 スマートスピーカー

8.主体的に自分の意思や要求を伝えるための機器としての活用〜伝えたいことを伝えられるツールとするための取組〜

コラム3 VOCA

9.意欲的にICT機器を活用するための操作環境設定
10.スマートスピーカーを活用した話題の広がり〜朝の会における「今日の天気」発表を通して〜
11.本人の動きに合わせたスイッチの工夫〜主体的な活動を目指して〜
12.視線入力装置とアナログ教材を活用して自分のデキること・得意なことを生かす職業科授業実践
13.他者に自分の言葉を正確に伝えるための ICT 活用 〜「ロイロノート」を使った言葉や文のソフトウェアキーボードによる文字入力〜
14.学校体制〜子ども・保護者・教職員が体験しながら ICT 活用のスキルを身に付けていく取組
執筆者には知り合いが何人もいました(^^)
もくじ
肢体不自由児の障害特性を踏まえたICT活用事例集のPDFデータをダウンロードして読んでみましたが、いずれも現場の参考になる内容だと思います。
今後は、OpenAIChatGPTに代表される生成AIやロボット、遠隔操作といったデジタルテクノロジーを活用した指導事例が増えていくのではないでしょうかね。