Samが籍を置く熊本高等専門学校では、ATラボに展示している支援機器を熊本県内の学校や福祉系事業所に期限付きで貸し出しています。
これは、学生指導や調査・研究の一環として行っているもので、支援機器を活用するスタッフ向けに対面での研修会の実施、支援機器の活用状況を対面またはオンラインで定期的に報告(活用時の動画をもとに報告していただきます)、貸出期間は最長で単年度内、Webから支援機器貸出申請をしていただく、といった条件をクリアしていただく必要があります。
昨年度(2023年度)は特別支援学校2校、小学校病弱特別支援学級1校、福祉系事業所1施設にKME(KOSEN Multifunctional Endpoint)やアクセシビリティスイッチなどを貸し出して使ってもらいました。
そのうちの一つである小学校病弱特別支援学級から「対象児(新2年生Nさん)の入力方法がまだ手探り状況だが、乾電池式オモチャや家電品を操作する活動が楽しめるようになってきたので、新年度もKMEを借りたい」という申し出がありました。
その対象児がデイサービスで利用している医療型特定短期入所施設【はっぴぃかぼちゃん】のスタッフOさんに「Nさんの活動にアクセシビリティスイッチを活用していれば、その方法を教えてほしい」と問い合わせてみたところ「こちらでもスイッチ入力はなかなかできていないです。美味しいものがあると口は動くので、もしかしたら口が随意的に動かせるかもしれません。」という返事が届きました。
そこで、NさんのアクセシビリティスイッチとしてM5Atom Liteを利用したタッチセンサースイッチをKMEと併せて貸し出すことにしました。



はっぴぃかぼちゃんのOさんとやり取りした際、「熊本高専のATラボを見学したい」とリクエストされましたので、4月3日(水曜日)出勤日に対応しました。

その際、「昨年、来所してもらった時に相談したK支援学校のSくんが以前よりも手の指を動かせるようになってきたので、視線入力と併用しようと考えています。その動きに合うようなアクセシビリティスイッチは何でしょうか?」と尋ねられましたので、ATラボにあるシンプルタッチスイッチ2を紹介して試してもらったところ「これなら入力できるかも!」

そこで、上記条件をお伝えしてKMEと一緒にシンプルタッチスイッチ2を貸し出すことになりました。
その翌日、KMEを活用している様子の映像2本がさっそく届きました。

↑ ↑ ↑
はっぴぃかぼちゃんのスタッフさんが自作したアクセシビリティスイッチでMaBeeeを内蔵した乾電池式オモチャをKME経由で動かしている様子

↑ ↑ ↑
シンプルタッチスイッチ2に入力している様子

KMEとシンプルタッチスイッチ2の相性が良く入力しやすいという感想をいただきましたが、上写真のようにスイッチ本体をスタッフがずっと持っていないといけません!
これでは、教材やオモチャなどの提示が難しくなります。
スイッチの固定をどうするかという課題が残りました。
その解決方法は、また後日...
これは、学生指導や調査・研究の一環として行っているもので、支援機器を活用するスタッフ向けに対面での研修会の実施、支援機器の活用状況を対面またはオンラインで定期的に報告(活用時の動画をもとに報告していただきます)、貸出期間は最長で単年度内、Webから支援機器貸出申請をしていただく、といった条件をクリアしていただく必要があります。
昨年度(2023年度)は特別支援学校2校、小学校病弱特別支援学級1校、福祉系事業所1施設にKME(KOSEN Multifunctional Endpoint)やアクセシビリティスイッチなどを貸し出して使ってもらいました。
そのうちの一つである小学校病弱特別支援学級から「対象児(新2年生Nさん)の入力方法がまだ手探り状況だが、乾電池式オモチャや家電品を操作する活動が楽しめるようになってきたので、新年度もKMEを借りたい」という申し出がありました。
その対象児がデイサービスで利用している医療型特定短期入所施設【はっぴぃかぼちゃん】のスタッフOさんに「Nさんの活動にアクセシビリティスイッチを活用していれば、その方法を教えてほしい」と問い合わせてみたところ「こちらでもスイッチ入力はなかなかできていないです。美味しいものがあると口は動くので、もしかしたら口が随意的に動かせるかもしれません。」という返事が届きました。
そこで、NさんのアクセシビリティスイッチとしてM5Atom Liteを利用したタッチセンサースイッチをKMEと併せて貸し出すことにしました。



はっぴぃかぼちゃんのOさんとやり取りした際、「熊本高専のATラボを見学したい」とリクエストされましたので、4月3日(水曜日)出勤日に対応しました。

その際、「昨年、来所してもらった時に相談したK支援学校のSくんが以前よりも手の指を動かせるようになってきたので、視線入力と併用しようと考えています。その動きに合うようなアクセシビリティスイッチは何でしょうか?」と尋ねられましたので、ATラボにあるシンプルタッチスイッチ2を紹介して試してもらったところ「これなら入力できるかも!」

そこで、上記条件をお伝えしてKMEと一緒にシンプルタッチスイッチ2を貸し出すことになりました。
その翌日、KMEを活用している様子の映像2本がさっそく届きました。

↑ ↑ ↑
はっぴぃかぼちゃんのスタッフさんが自作したアクセシビリティスイッチでMaBeeeを内蔵した乾電池式オモチャをKME経由で動かしている様子

↑ ↑ ↑
シンプルタッチスイッチ2に入力している様子

KMEとシンプルタッチスイッチ2の相性が良く入力しやすいという感想をいただきましたが、上写真のようにスイッチ本体をスタッフがずっと持っていないといけません!
これでは、教材やオモチャなどの提示が難しくなります。
スイッチの固定をどうするかという課題が残りました。
その解決方法は、また後日...
コメント