2024年4月20日(土曜日)のブログ熊本県A小学校病弱特別支援学級へのe-AT活用サポート①〜KME(KOSEN Multifunctional Endpoint)と2種類のタッチセンサースイッチの貸し出しの続編です。
K町立A小学校病弱特別支援学級はBさんの入学を機に新設されましたので、K町教育委員会はBさんの学習に必要な教材や支援機器を段階的に整備しています。
K町立A小学校にGIGAスクール構想で配備された学習者用タブレット端末は10.5インチ程度のディスプレイサイズのWindowsタブレットなので、Bさんが視線で入力するにはスペックが足りません。
そこで、Bさんのために昨年度途中にiPad(第9世代)が導入され、年度末には15.6インチディスプレイのWindows11ノートパソコンが導入されました。
また、今年6月には視線追跡装置が導入されるそうです。
そこで、KME(KOSEN Multifunctional Endpoint)がiPadのスイッチコントロール用インターフェイスになることを知ったM先生から「Bさんのために導入されたiPadをアクセシビリティスイッチとKMEで操作する方法を教えてください」と相談されました。
これが4月15日(月曜日)の2つ目のミッションです。
まずは、M先生が持参されたiPadにKMEをBluetoothペアリングします。
iPadのスイコンをKME経由で
Bさんが使うことを想定してM5Atom Liteを利用したKME用タッチセンサースイッチをスペースキーに割り当てるようにスイッチコントロールを設定します。
スイッチコントロールの自動ハイライトの理屈を知ってもらうため、タッチセンサースイッチに入力して項目スキャンをデモして操作方法をレクチャーしました。
KMEに接続したタッチセンサーでiPadにスイコン入力
M先生がスイッチ入力とハイライトの理屈が分かったところでスキャンモードをポイントモードに変更して使い方を紹介。
M先生が持参されたiPadにはVOCAアプリがインストールされていませんでしたので、無料アプリの絵カードVOCA「しゃべるんです。」SoundingBoardで作っていた朝の会コンテンツを紹介したところ「これならBさんが朝の会を進行することができますね。また、交流学級のお友達ともコミュニケーションできるようになるかも!」とテンション爆上がりのM先生...
でも、Samの経験上「大人の都合で子どもに言わせたい言葉をVOCAやVOCAアプリで出力できるようになったとしても初めは褒められるからやりますが、楽しくなくなってきたら長続きしません。まずは、子どもにとって【お得な】言葉をチョイスできるようにするとイイですよ。例えば、ジャンケン言葉を録音しておいて交流学級の子どもたちが来室した時にジャンケンするとか...そういう意味で子どもたちは遊びの天才ですから、交流学級の子どもたちにどんな言葉を録音したら良いか考えてもらうとイイかも。また、同世代で同性交流学級の子どもたちにお願いして録音してもらうと良いですよ。」ということをお伝えして2つ目のミッションは終了!と思いきや「もう一つ相談があるのですが...」というM先生がバッグから取り出したのは!!!
その3つ目のミッションについては、また後日...