2024年8月20日(火曜日)、昨年度(2023年度)に引き続き、熊本県教育委員会主催による熊本県立特別支援学校の教員向けICT活用研修会が熊本高等専門学校を会場として開催され、当校の研究主事である清田 公保教授と一緒に講師を務めさせていただきました。
講義中の清田さん
まず、2つの特別支援学校の教員から実践報告。
続いて、清田教授から【KOSEN-ATの取組とKME(KOSEN Multifunctional Endpoint)の紹介】と【デジタルアクセシビリティアドバイザー(Digital Accessibility Advisor/略称:DAA)資格認定制度】について講義していただきました。
KME
DAAテキスト2種
この研修会は、熊本県立のすべての特別支援学校から1〜2名の教員(当該校で情報教育に関する校務分掌係を担当している教員)が参加されています。
当然、高等特別支援学校や視覚障害特別支援学校、聴覚特別支援学校の教員も参加していましたので、Samは特別支援教育におけるICT活用の意義を講義させていただきました。
講義中のSam
下写真は、講義で使ったプレゼン資料の一部です。
4OSのOSのアクセシビリティ機能を解説したサイトのQR
Apple製品のアクセシビリティ紹介動画
ICTを活用する意義と留意点
昼休憩をはさんで、再び清田教授から【embotを活用したプログラミング学習が特別支援教育に果たす効用】の講義
embotを紹介する清田さん
続いて【視覚障害者支援アプリTouchTalker】の紹介
TouchTalkerのAppStoreプレビュー
TouchTalkerアプリを紹介する清田さん01
TouchTalkerアプリを紹介する清田さん02
その後、ATラボに移動していただき、e-AT機器の体験会。
株式会社ユニコーンが開発・販売しておられるeBOCCIAシステムの体験
視線入力でeBOCCIAを操作中
Nintendo Switchを多様な入力方法で操作する体験
NintendoSwitchをe-ATで操作中
体験会の最中KME(KOSEN Multifunctional Endpoint)を貸してほしいという要望が寄せられました。
そのためにはKMEを量産するための資金が...