障害によって発話できなくなった方の支援者から「私が支援している方は昔アマチュア無線をやっておられてモールス信号が分かっています。最近、症状が改善してきてモールス信号を打っているかのように指を動かせるようになりました。その力で文字をタイプしたり、タイプした文章を読み上げてコミュニケーションできるようになりませんか?」という相談が寄せられました。
知り合いに相談しながら調べてみたところ、以下の方法がヒットしましたので、備忘録として書き留めておきます。
①Webアプリモールス信号入力・変換WEBツール
モールス信号入力・変換WEBツールを使ってモールス入力した結果
上写真はMac版Chromeでモールス信号入力・変換WEBツールを表示した画像ですが、Webアプリですので、インターネットに接続された端末であれば使えるツールです。
「信号入力」と書かれた円をクリックまたはタップしてモールス信号を入力すると、「モールス信号テキスト」と「日本語テキスト」の欄にそれぞれモールス信号と日本語ひらがなテキストが表示されます。
打ち間違えた場合は【BackSpace】キーや【Delete】キーが使えます。
モールス信号入力・変換WEBツールのQRコードはコチラです。
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Webアプリ【モールス信号入力・変換WEBツール】のQRコード
文字さえ入力できれば、あとはOS標準の読み上げ機能を使えば最低限はOKかなと思います。
続いて、スマートデバイス用キーボードでモールス符号入力できるものがヒットしました。
②Googleが作ったキーボードGboard
Googleがスマートフォンやタブレット端末用のキーボードとして作っているGboardをインストールして使う方法があります。
Gboardを利用してモールス符号で入力する
Gboardのモールス符号入力を使っている様子の動画はコチラ(英語なので日本語で字幕をつけると分かりやすいと思います)
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Morse code is my voice | Tania’s AI powered story(YouTube動画へ)

iOS/iPadOS版Gboard
GboardのAppStoreプレビュー
Android版Gboard
GboardのGoogle Playストア
③Android版アプリmorsee
morseeのGoogle_Playストア
これはモールス信号を学習するためのアプリですが、モールス信号入力したらテキスト文字に変換してくれますので、使えるかもしれません。
とあるユーザーがmorseeを使っている様子の動画をYouTubeで公開してあります。
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モールス信号アプリで遊ぼう【知識ゼロでもOK】スマホ編(YouTube動画へ)

本ブログ記事を書くにあたって、Webアプリモールス信号入力・変換WEBツールの開発者であるwakkumak様から承諾をいただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。