2024年9月17日（火曜日）未明、Apple製品のOSのメジャーアップデータ（iOS18.0/iPadOS18.0/macOS Sequoia15.0/watchOS11.0）が配信されました。
GIGAスクール構想で日本の学校に配備されている学習者用タブレット端末の一つであるiPadの場合、iPad Pro（M4）、12.9インチiPad Pro（第3世代以降）、11インチiPad Pro（第1世代以降）、iPad Air（M2）、iPad Air（第3世代以降）、iPad（第7世代以降）、iPad mini（第5世代以降）はiPadOS18.0にアップデート可能です。
ただし、これまでApple製品のOSメジャーアップデータには未知のバグが潜んでいるため、すぐにアップデートすると、それまで使えていた機能が正常に作動しなくなったりバッテリーの減りが早くなったりした経緯がありますので、ネット民の反応を見ながらしばらくは様子見しておくことをオススメします。
とはいえ、アクセシビリティも含めて新しい機能が追加されていますので、多くのライターやYou Tuberが様々な角度から紹介してくれています。
Samが新しい機能として注目しているのは、iPadOS18.0で初めて追加された計算機アプリとメモアプリの進化です。
これまでiPadで計算機を使いたい場合、サードパーティ製のアプリをインストールする必要がありました。
iPadOS18.0で初めてApple純正の計算機アプリが追加されたのです。

計算機アプリを起動してみるとiOSアプリで見慣れた電卓っぽい画面が表示されます。

数字の【1】の下にある電卓アイコンをタップすると計算機メニューを変更することができるようになっています。

用意されている計算モードは、基本、科学計算、計算メモです。

また、換算も可能です。

換算できる単位は、角度、面積、通貨、データ、エネルギー、力、燃費、長さ、仕事率、圧力、速度、おんフォ、時間、体積、重さとなっています。

計算メモは、メモアプリのマークアップを利用した手書き計算機といった感じのものです。

計算式を書いてイコールを書くと...

自動的に計算してくれますので、学校であれば検算に使えますね。
そして、今回のアップデートによって、メモアプリの中で手書き計算ができるようになっています！

計算式を書いてイコールを書くと表示される【問題を解く】と書かれた部分をタップすると...

瞬時に計算してくれます。
しかも手書き文字っぽく！
この便利な機能を動画化しようと思ったら、すでに分かりやすい解説動画がコチラで公開されていました。
　↓　↓　↓
iPadOS 18の新機能をご紹介！【メモ・計算機】（YouTube動画へ）
後日紹介する予定の仮想トラックパッドで使えば、筋疾患などで手指の可動範囲が狭い方の味方になるかもしれません。
今日のところはココまで...