2024年9月17日(火曜日)未明に正式リリースされたiPadOS18.0のアクセシビリティに仮想トラックパッド(英語名:Virtual Trackpad)という新しい機能が追加されました。
手指の可動範囲に制限のある肢体不自由児・者がiPadを操作する際、画面の端っこまで手指を伸ばすことができないことがあります。
そこで、狭い可動範囲の手指で入力しても画面の端っこまでポインタを移動させてタップできるようにしたのが仮想トラックパッドです。
設定アプリからアクセシビリティ>タッチ>AssistiveTouchと進むと仮想トラックパッドの項目が見つかります。
AssistiveTouchに追加された仮想トラックパッド
上写真の仮想トラックパッドをタップすると設定を変更するページが表示されます。
仮想トラックパッドの設定項目
ところが、このページには仮想トラックパッドをON/OFFする項目やボタンがありません。
実は、【最上位メニューをカスタマイズ】で仮想トラックパッドを追加する必要があるのです。
仮想トラックパッドを追加するエリア
そして、AssistiveTouchをONにしてAssistiveTouchメニューの中から仮想トラックパッドを選ぶと使えるようになるという仕様なのです。
AssistiveTouchメニューに追加した仮想トラックパッドのアイコン
仮想トラックパッドは、その境界線の中で指を動かすとポインタが追従して移動します。
仮想トラックパッドを起動したiPad画面
タップ操作は、仮想トラックパッドの境界線の中でタップすればOKです。
と文字で書いても分かりにくいので、解説動画を作ってみました。
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iPadOS18.0に追加された新しいアクセシビリティ機能【仮想トラックパッド】の紹介20240924_#0929(YouTube動画へ)

今日のところはココまで...