2024年10月6日(日曜日)の午後、広島県東広島市に拠点があるNPO法人よりSoyさんからの依頼で講演させていただきました。
NPO法人よりSoy講演会のお知らせ
2015(平成27)年12月に設立されたNPO法人よりSoyさんは、2016年4月に障害児通所支援Yu〜kiを開所された後、2019年6月に障害児通所支援Ibuki、2021年11月に訪問看護ステーションYu〜ki、2023年3月に訪問介護ステーションYu〜kiを開設され、児童発達支援・放課後等デイサービス・居宅訪問型児童発達支援・生活介護・居宅介護・訪問介護・訪問看護といった重症心障害児・者のライフステージごとの暮らしを支えておられます。
2024年1月20日(土曜日)〜21日(日曜日)の二日間徳島市生涯福祉センター(ふれあい健康館)で開催された徳島県肢体不自由児者父母の会連合会さん主催によるイベント第2回バリフリBOX∞に参加してSamの講演を聞かれたNPO法人よりSoyの理事長さんから、講演後に「ウチのスタッフに今日の講演を話していただけませんか。特に、神の手メインの活動ではなく、子どもたち自身のデキルことで活動する工夫についてを教えていただきたいです。」という言葉をかけていただいたのがきっかけでした。
その後、理事長さんとメールで打ち合わせをするうちに「利用者の保護者に参加してもらっても良いですか?」「広島支援機器研究会さんにスイッチやオモチャを持ってきてもらって体験コーナーを作っても良いですか?」と内容が膨らんでいきました。
NPO法人よりSoyさんの事業所では収まらない人数になったため、講演会の会場は東広島市総合福祉センターでした。
東広島市総合福祉センター全景
約1時間の講演タイトルは【できないことをできるように!自分らしさの未来創りに〜デキルことを活かすe-AT活用のススメ〜】
講演タイトル
Samが写っている写真はありませんが、当日はスタッフさんだけでなく利用者やそのご家族も参加しておられましたので、以下のようなスライドを見ていただきながらe-ATの活用についてお話しさせていただきました。
肢体不自由教育とは
魚釣り
デキルことを活かすという発想が大切
水をかけてイタズラ
視線入力でドローンを飛ばす
視線入力で描いた絵でできた振袖
視線入力で描いた絵でできた扇子
後半は、広島支援機器研究会の代表を務めておられる魚坂 隆さんが持ってきてくださった数々のSimple Technology機器の体験会!
広島支援機盛研究会代表の魚坂さん
魚坂さんが持参されたSimpleTechnology機器類01
魚坂さんが持参されたSimpleTechnology機器類02
魚坂さんが持参されたSimpleTechnology機器類03
家族と一緒に参加しておられた子どもさんの入力に関する相談にちょこっと対応させていただきました。
NPO法人よりSoyさんを利用している子どもたちの実態が少し分かりましたので、彼らが入力しやすいアクセシビリティスイッチや視線入力環境があると日中活動がより充実するのではないかと思いました。
また行けると良いなぁ...
お世話になった皆さんにこの場をお借りして御礼申し上げます。