2025年3月26日(水曜日)18:30〜20:00、テクノツール株式会社さん主催によるオンラインセミナー【体験して学ぶ】iPhone/iPadの標準アクセシビリティと周辺機器に参加しました。
オンラインセミナーの案内
講師はテクノツール株式会社大阪営業所長で一般社団法人日本支援技術協会事務局長の田代 洋章さんです。
実際にiPadや入力装置を操作しながらiOS/iPadOSの標準アクセシビリティを学びつつ、入力装置やインターフェイスなども知ることができました。
備忘録として、セミナーで学んだことを以下に書いておきます。
田代さんは「アクセシビリティの◯◯について説明します」という進め方ではなく、「◯◯をする方法をご存知ですか?」と語りかけて進行されました。
Samは前者なのですが、田代さんは参加者に気づてもらうという意図があったのではないかと思います。
この進め方は、とても参考になりました。
最初の質問は...
①声だけで写真を撮る方法をご存知ですか?
声だけで写真を撮る方法をご存知ですか
それに対する答えは音声コントロールを使うことです。
音声コントロール

以前、音声コントロールについて書いたブログ記事はコチラです。
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iPadOS15.4のアップデートで追加された機能①〜音声コントロールに日本語対応(該当のブログ記事へ)
音声コントロールにはカスタムコマンドという機能があり、デバイスに話しかける語句とアクションを登録しておけば、そのコマンドを実行させることができるのです。
アクションにカスタムジェスチャを登録することができるので、「はい、チーズ」や「はい、ポーズ」といった言葉を話しかけるだけでカメラアプリのシャッター操作が可能になります。
音声個コントロールのカスタムコマンド
以下、②〜⑨は参加者に質問するような文言が表示されたスライドが提示され、参加者がしばし考えた後に田代さんが示範され、参加者が実際に操作するという方法で進行されました。
②口にくわえたタッチペン(指)一本だけで、画像や画面を拡大する方法をご存知ですか?
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Assistive Touchを使う方法です。
Assistive Touch
以前、Assistive Touchについて書いたブログ記事はコチラです。
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第48回マジカルトイボックスイベント【ビュッフェ形式による機器活用相談会】ネタ③〜Assistive Touch編(該当のブログ記事へ)
iPadのアシスティブタッチを使う方法〜まほろばさんから(該当のブログ記事へ)
③指一本だけで、音声通話や会話に参加する方法をご存知ですか?
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ライブスピーチを使う方法です。
ライブスピーチ
ライブスピーチはタイプした文字を読み上げる機能で、よく使う定型句を登録しておくことも可能です。
下写真は、よく使うあいさつ言葉を登録している画面の例です。
隣のタブには返事の言葉が登録されています。
ライブスピーチ定型句の例
④コミュニケーションアプリのようなトークシステムを作る方法をご存知ですか?
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Assistive Touch画面の読み上げタイプ入力フィードバックホバー入力というアクセシビリティを組み合わせることによって可能になります。
VOCAアプリのようなトークシステム
⑤指先を少しスライドさせる動きだけで文章作成から読み上げまでさせる方法をご存知ですか?
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仮想トラックパッドを使う方法です。
仮想トラックパッド
仮想トラックパッドについて書いたブログ記事はコチラです。
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iPadOS18に追加された新機能〜仮想トラックパッド(該当のブログ記事へ)
仮想トラックパッド
iPadOS18.0に追加された新しいアクセシビリティ機能【仮想トラックパッド】の紹介20240924_#0929(YouTube動画へ)

なお、仮想トラックパッドはiPhoneにはありません。
⑥ポインティングデバイスで操作するには
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テクノツール株式会社さんで取り扱っているジョイスティックマウスOptima Joystickn-ABLER Pro TrackballZono 2Zono Xが紹介されました。
⑦手や足など比較的大きな動きで操作したい(不随意運動が大きくジョイスティックだと握り込んでしまう)時には
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テクノツール株式会社さんで取り扱っているらくらくマウスⅢボタン型が紹介されました。
⑧一つのスイッチだけで、iPad/iPhoneを操作したい時には
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スイッチコントロールを使う方法です。
⑨頭の動きと表情だけで、iPad/iPhoneを操作したい時には
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スイッチコントロールヘッドトラッキングを使う方法です。

iPadOS13/iOS13のアクセシビリティ新機能〜ホームボタンの無いiPhoneやiPad Pro(第3世代)でヘッドトラッキング入力ができるようになりました(該当のブログ記事へ)
iPadOSのヘッドトラッキングのアイコン
iPad(第9世代)とiPhone SE(第2世代)のアクセシビリティ機能スイッチコントロールでヘッドトラッキング入力ができました(該当のブログ記事へ)
iPhoneのヘッドトラッキング
以上、ざっくりとしたメモで恐縮です。
オンラインセミナーに参加された方の復習として読んでいただければ幸いです。
なお、テクノツール株式会社さん主催による次回のオンラインセミナーは2025年5月2日(金曜日)18:30〜20:00に「働く私たちのリアル -重度肢体不自由者の就労と可能性-」というテーマで開催される予定だそうです。
次回オンラインセミナーちらし