2025年4月21日(月曜日)のブログ重度肢体不自由のために発話できない子どもが視線入力で自分の意思を初めて伝えた日で、熊本市にある医療型特定短期入所施設はっぴぃかぼちゃんを利用している特別支援学校(病弱)中学部3年生のTSくんが、岩手県立大学の伊藤 史人さん(2025年3月までは島根大学に在職)が開発したEyeMoTボックスアプリの《イラストカード選択》の音声付きアイコンを視線で選択してスタッフさんを動かしたことを紹介しました。
その時の様子がコチラの動画です。
 ↓ ↓ ↓
250411中3年-EyeMoTボックスアプリ【イラストカード選択】で作った音声付きアイコンを視線入力で選択して自分の意思を伝える20250412_#0967(YouTube動画へ)

ちょうどそのブログ記事を投稿した4月21日(月曜日)...
はっぴぃかぼちゃんのスタッフOさんから「小学3年生のYNさん用にEyeMoTボックスアプリの《イラストカード選択》で音声付きアイコンを4つ作って、音声で人を動かす面白さを試してもらいましたぁ」というメッセージとともに画像が送られてきました。
その時に届いたEyeMoTボックスアプリ《イラストカード選択》で作られたコンテンツがコチラの写真です。
 ↓ ↓ ↓
4種類の音声付きイラストカード
TSくんが使った《イラストカード選択》のコンテンツとは違う内容に進化していますね。
それぞれのアイコンには意味が分かりやすいと思われるイラストが貼ってあり「なわとび10回」「もも上げ10回」「3回まわってワンと言って」「スクワット10回」といった言葉が出力されるようになっています。
視線入力で音声付きイラストカードを選ぶYNさん
「なわとび10回」「もも上げ10回」「スクワット10回」を選ぶと、「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」と数を数える言葉も出力されます。
命令する相手がちゃんとやっているかどうかが分かるようにEyeMoTボックスアプリの背景はWebカメラで映した画像になっています。
Webカメラをアプリの背景に設定
ですので、ターゲットとなったスタッフさんも大変です(笑)
実際にYNさんがスタッフHさんに命令して動かしている様子がコチラ!
 ↓ ↓ ↓
250421小3年-EyeMoTボックスアプリ【イラストカード選択】で作った4種類の音声付きアイコンの中から命令したい言葉を視線入力で選択する20250421_#0969(YouTube動画へ)

表情筋を動かすことが難しいYNさんですが、スタッフのHさんを意のままに動かしてドヤっているのが周りのスタッフさんたちには分かったそうで、とても喜んでおられました。
4月21日のブログにも書きましたが、重症心身障害(または重度・重複障害)と評価・診断されがちな子どもたちへのコミュニケーション支援で大切にしたいこととして《コミュニケーションする機会をたくさん作る》ことをオススメしています。
重症心身障害児へのコミュニケーション支援で大切にしたいこと
自分が発信したことに対して必ず応答があるということ、それが本人にとって【お得なこと】であれば、もう一度やってみようと思うはずなんです。
その【お得なこと】として、今回は《音声で人を動かす》という活動を提供されたわけです。
視線入力で意のままにスタッフを動かす
TSくんに続いてYNさんにもその機会を提供するはっぴぃかぼちゃんのスタッフさんたちはスゴいと思います。
YNさんが小学校に入学した2023年に在籍校からの依頼でサポートをしていたSamは、彼女の変化に驚くばかりです。
次は、どんな姿が見られるか楽しみです!