2025年7月15日(火曜日)は福岡教育大学大学院教職実践専攻(教職大学院)での授業日でした。

当日の授業は3限と6限の2コマ!
テーマは、話すことに困難のある子どもへのICT活用。
知的障害児や肢体不自由児の中には、話すことに困難のある子どもたちがいます。
話して自分の意思を周囲の人に伝えるには、伝えたいという意思や意欲と発信・伝達手段が必要になります。

その一つとしてICT機器を利用して文字をタイプして合成音声で自分の意思を伝える子どもさんの事例を紹介してきましたが、その方法は、《読み取りやすい文字と聞き取りやすい音声で相手に伝えられる》という利点と《一文字ずつタイプする必要があるため時間がかかる》という難点があります。
その難点を解決する方法の一つとして携帯型音声出力装置の活用があります。

携帯型音声出力装置とは、英語圏のVoice Output Communication Aidsのことです。
Voice Output Communication Aidsと言うのは長ったらしいので、頭文字をとってVOCA(「ヴォカ」と読みます)と呼ばれています。
日本で入手可能なVOCAを紹介した後、受講されている院生の皆さんには、持参した簡易的なVOCAを試してもらいました。






VOCAを使ったことのある方はおわかりだと思いますが、録音は簡便なのですが、出力される音声に難のある機種があります。
一方、GIGAスクール構想で配備されている学習者用タブレット端末は、録音するためのマイクや出力するためのスピーカーも性能が良い機種がほとんどです。
そこで、特別支援学校の多くに配備されているiPadのアプリとして作られたVOCAアプリをいくつか紹介しました。

有料アプリを導入するにはハードルが高い自治体も少なくありませんので、無料のアプリで、カスタマイズしやすいものとして、SoundingBoardを取り上げ、カスタマイズ方法を演習しました。

ベタなところで「はい」「いいえ」のコンテンツを作ってもらいました。

ひと通り作り終えたところで、VOCAやVOCAアプリを使っている子どもの動画を視聴して、活用シーンをイメージしてもらいました。
そのうえで、「『おはようございます』『こんにちは』『のどが渇きました』『トイレに行きたいです』と言った言葉を作ろうとする人が少なくありません。もちろん、その意味が分かっているけれど言葉として出せないから代替手段として使うことはあります。でも、知的障害があって言語を学び始めた子どもたちにとって、それらの言葉は使わなくても何とかなってきたはずです。こういうアプリやVOCAに入れる言葉は、その子が伝えたいことなのかどうかがカギになります。大人の都合(大人が言わせたい)で言葉を選ばないようにしましょう。」ということを伝えたところ、実に楽しい言葉が出力できるような姿が見られました。
併せて、「録音する声は、可能であれば同性で同年代の人の声が良いと思います。私のような60歳を過ぎたジイさんの声を小学1年生の女の子が使うと不気味でしょ?同僚の子どもさんや交流学習で一緒になった小学生や中学生に頼んで声を録音してもらいましょう。国語の宿題で音読を出される小学校がありますが、小学校2年生の2学期を過ぎると、登場人物の心情に応じた話し方に次第になってきますから狙い目です。」ということもお伝えしました。
他に、えこみゅと絵カードVOCA「しゃべるんです。」を紹介した後で、WindowsアプリEyeMoTボックスアプリを紹介し、コンテンツ作りを演習してもらいました。

EyeMoTボックスアプリはVOCAとして作られたものではありませんが、その中のイラストカード選択というコンテンツはVOCAとしての機能があります。
iOS/iPadOSやAndroidOS用のVOCAアプリは結構あるのですが、Windows用はほとんどありません。
小学校や中学校に配備されているGIGAスクール端末の中にはWindowsタブレットもありますので、この機会に知ってもらうことにしました。
6限の内容は、また後日...

当日の授業は3限と6限の2コマ!
テーマは、話すことに困難のある子どもへのICT活用。
知的障害児や肢体不自由児の中には、話すことに困難のある子どもたちがいます。
話して自分の意思を周囲の人に伝えるには、伝えたいという意思や意欲と発信・伝達手段が必要になります。

その一つとしてICT機器を利用して文字をタイプして合成音声で自分の意思を伝える子どもさんの事例を紹介してきましたが、その方法は、《読み取りやすい文字と聞き取りやすい音声で相手に伝えられる》という利点と《一文字ずつタイプする必要があるため時間がかかる》という難点があります。
その難点を解決する方法の一つとして携帯型音声出力装置の活用があります。

携帯型音声出力装置とは、英語圏のVoice Output Communication Aidsのことです。
Voice Output Communication Aidsと言うのは長ったらしいので、頭文字をとってVOCA(「ヴォカ」と読みます)と呼ばれています。
日本で入手可能なVOCAを紹介した後、受講されている院生の皆さんには、持参した簡易的なVOCAを試してもらいました。






VOCAを使ったことのある方はおわかりだと思いますが、録音は簡便なのですが、出力される音声に難のある機種があります。
一方、GIGAスクール構想で配備されている学習者用タブレット端末は、録音するためのマイクや出力するためのスピーカーも性能が良い機種がほとんどです。
そこで、特別支援学校の多くに配備されているiPadのアプリとして作られたVOCAアプリをいくつか紹介しました。

有料アプリを導入するにはハードルが高い自治体も少なくありませんので、無料のアプリで、カスタマイズしやすいものとして、SoundingBoardを取り上げ、カスタマイズ方法を演習しました。

ベタなところで「はい」「いいえ」のコンテンツを作ってもらいました。

ひと通り作り終えたところで、VOCAやVOCAアプリを使っている子どもの動画を視聴して、活用シーンをイメージしてもらいました。
そのうえで、「『おはようございます』『こんにちは』『のどが渇きました』『トイレに行きたいです』と言った言葉を作ろうとする人が少なくありません。もちろん、その意味が分かっているけれど言葉として出せないから代替手段として使うことはあります。でも、知的障害があって言語を学び始めた子どもたちにとって、それらの言葉は使わなくても何とかなってきたはずです。こういうアプリやVOCAに入れる言葉は、その子が伝えたいことなのかどうかがカギになります。大人の都合(大人が言わせたい)で言葉を選ばないようにしましょう。」ということを伝えたところ、実に楽しい言葉が出力できるような姿が見られました。
併せて、「録音する声は、可能であれば同性で同年代の人の声が良いと思います。私のような60歳を過ぎたジイさんの声を小学1年生の女の子が使うと不気味でしょ?同僚の子どもさんや交流学習で一緒になった小学生や中学生に頼んで声を録音してもらいましょう。国語の宿題で音読を出される小学校がありますが、小学校2年生の2学期を過ぎると、登場人物の心情に応じた話し方に次第になってきますから狙い目です。」ということもお伝えしました。
他に、えこみゅと絵カードVOCA「しゃべるんです。」を紹介した後で、WindowsアプリEyeMoTボックスアプリを紹介し、コンテンツ作りを演習してもらいました。

EyeMoTボックスアプリはVOCAとして作られたものではありませんが、その中のイラストカード選択というコンテンツはVOCAとしての機能があります。
iOS/iPadOSやAndroidOS用のVOCAアプリは結構あるのですが、Windows用はほとんどありません。
小学校や中学校に配備されているGIGAスクール端末の中にはWindowsタブレットもありますので、この機会に知ってもらうことにしました。
6限の内容は、また後日...
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