いらすとや

メールで意思伝達装置に関する問い合わせがきましたので、久しぶりにググってみました。
いつも参考にさせていただいている東京都障害者IT地域支援センターのサイトをチェックしていたら、リカナス(RICANUS)という製品が気になりました。
概要には、以下のように書かれています。
医療介護向けコミュニケーションシステム「リカナス(RICANUS)」は、ALSなどの重症者、寝たきり高齢者の意思伝達サポートシステムです。
利用者がiPad上のボタンを見つめるだけで、メッセージをご家族や介護士などのiPhoneに送ることができる手軽なメッセージ伝達ツールです。
なかでも「利用者がiPad上のボタンを見つめるだけで...」という記述に目が釘付けになりました。
「iPadで視線入力ができる」ということなのか?
リンク先をクリックしてリカナス(RICANUS)のサイトにジャンプしたのですが、ほとんど情報が書かれていません。
しかし、驚きの動画が❗❗❗

動画には、iPadを見つめる1人のご老人...
どうやら寝たきりで、しゃべることができないようです。
iPadの画面には【トイレ】【お食事】【お風呂】【お散歩】【テレビ】【娯楽・遊び】【身体の調子】【その他】という8つの単語が書かれたアイコンが表示されています。
ご老人が【トイレ】を見つめ、ゆっくり目をつむると、介護士のiPhoneにメッセージが送られるのです❗

財団法人テクノエイド協会のサイトでは、以下のようにリカナスに関する詳しい情報が書かれています。
視線追跡機能:視線によるメッセージの選択、送受信が可能
画面タップ機能:画面タッチによるメッセージ送受信が可能
メッセージ登録機能:画面表示するメッセージ文を登録編集可能
自由文登録機能:視線、画面タッチにより自由に文章を作成
リモート通信機能:iPad-iPhone間で遠隔地での送受信が可能
双方向通信機能:iPad-iPhone間で双方向の送受信が可能
iPad/iPhoneにはインカメラが付いていますので、それを利用した視線入力の仕組みだと思われます。
これまで「iPad/iPhoneで視線入力はできない」と思っていましたが、できるようになっているんですね。
リカナス(RICANUS)は、まだ専用のシステムですから、一般的なiOS向けアプリのように誰もが手軽にダウンロードして使えるものではありませんし、高額です(>_<)
とは言え、テクノロジーの進歩は目覚ましいものがあるということを痛感させられました。