2018年5月31日のブログに書いたように、伊藤さん@島根大学がプロデュースしておられる視線入力練習ソフトEyeMoT 3D(Game 00、Game 0.5、Game 01)がバージョンアップされました。
EyeMoT 3D Game 00は、通称【風船割り】
EyeMoT 3D Game 0.5は、通称【パネル射撃】
EyeMoT 3D Game 01は、通称【射的】
さっそくダウンロードして、6月1日の授業(重度・重複障害のある子どもの自立活動)で試してみました。
対象の子どもに試してもらったのは、EyeMoT 3D Game 00(通称【風船割り】)❗
障害の影響により目をつぶっていることが多い子どもさんですが、【風船割り】を起動してBGMが聞こえてくると目を開けることから、「気に入っているのではないか」と思っているゲームです。
風船を撃った時のフィードバックが音以外にも感じられるように、バイブマンを経由して振動クッションを太ももと手の間に抱っこするようにしています。
最新のEyeMoT 3D風船割りで学習
その時の様子を撮影した動画はコチラ
 ↓ ↓ ↓
https://youtu.be/SjSTHRdOsIs

新しいEyeMoT 3D Game 00(通称【風船割り】)は、風船の大きさとターゲットを見る範囲(=難易度)を5段階に設定することができるようになっています。
また、視線を画面の外に動かそうとすると、背景画像も立体的に動くようになっています。
そこで、風船の大きさは3、難易度は1(=風船よりも1.5倍程度広い範囲に視線を動かすと風船が割れる設定)に設定してSkyゲームにチャレンジ❗
風船割りゲーム画面
動画をご覧いただくとお分かりのように、風船が大きくなったおかげで命中率がアップ❗
風船や飛行機を撃つ度にフィードバックされる振動も相まって、スコアもアップしています。
Skyゲームに続いてDinasourゲームも試してもらいましたが、やはり命中率もアップし、目を開けて視線をよく動かしていました。

海外でも注目されているEyeMoTシリーズは、重度・重複障害のある子どもの因果関係を図る学習や遊びを拡げる学習に最適のソフトウェアだと思います。
是非お試しください(^o^)/